ついに始まりました(汗)
おはようございます。
白メガネ荒川です。
衝撃的なニュースを耳にしました。
・単価の低い商品を売る
→数をこなさないと利益が出ない
→1人で全てをやらなければいけない
→きついから辞める人が多い
→募集しても集まらないからお店を閉めておくしかない
→時給を上げる
→上げた分売り上げが必要
→また更に厳しい環境になる
→やっぱり辞める
→回らない
こんな状態が多くなった大きな要因について考えてみました。
何よりも、長い不景気によって発生したデフレだと思っています。
安い物は沢山売らないと、利益が出ないので、出来るだけ少ない人件費で回さなくてはいけない状況です。
そこに適応する為に、この20年値下げ合戦が始まりました。
しかし、それによって何かが起きたのでしょうか?
・1人でキツイ仕事をしながら高い時給が欲しい。
と、考える方より
・2人でそれなりの仕事でそれなりの時給が欲しい
と、考える人が増えれば増える程、単価が安いままだと、会社は立ち行かなくなります。
最終的に、
→経費を圧縮出来ない。
→商品の価格を上げる。
→又は、仕入原価を下げる。
この中から選ぶしかない状況です。
ついに大手牛丼チェーンが値上げに踏み切りました。
確実に世の中は【転換期】に差し掛かったと思いました。
1番熾烈な安売り合戦を行ってきた業種ですので、1番初めに値上げを行うと思っていました。
これからは、強制的に値上げをしないと成り立たない世の中になると思います。
何故なら、資源が無い国は輸入無しでは成り立ちません。
輸入するに当たり、1番の悩みは為替です。
ついこないだまで、概ね1ドル75円だった物が約104円(8月27日現在)になったという事は3割上昇した訳です。
どんな業態においても、仕入原価が3割上昇したら致命傷です。
そこに増税。。。(^_^;)
本来なら輸出産業がその分伸びなくてはいけないのですが、長い不景気の間に企業が努力してきたのは、人件費の安い海外に生産ラインを移す事でした。
結論、強制的なインフレが発生する様な気がします。
大きな分岐点を感じるニュースを聞いて、事の深刻さについて振り返ってみました(^_^;)
最後にもう一度申し上げますが、あくまでも私の独断と偏見です(笑)
全く的外れの可能性もありますので、独り言だと思って流して頂ければ幸いですm(_ _)m
ただ、私の中では、これがこの先の時代を生き抜いて行く方向なのかな?的な事が朧げに見えてきた様な気がします(笑)
【時流適応】出来ずに世の中の波に飲み込まれてしまわぬ様に、しぶとくもがいて生きたいと思います(^_^;)